ミルク嫌い、なぜ起こってどう乗り越えるべき?

ミルクを拒否する「哺乳瓶拒否」がなぜ起こるのか、時期別の主な原因とチェックポイントをまとめました。 専門家への相談が必要なサインもあわせてご案内します。

よく食べていた赤ちゃんが急にミルクを拒否したり、少し飲んだだけで嫌がったりすると、どうしても心配になってしまいますよね。このような現象はよく「ミルク倦怠期(粉ミルク嫌い)」と呼ばれますが、多くは一時的な時期なので、それほど心配しなくてよいケースがほとんどです。

ミルク倦怠期、なぜ起こるのでしょうか?

ミルク倦怠期は、一般的に生後3〜5ヶ月頃や離乳食を始める時期によく現れると言われています。この時期の赤ちゃんは周囲への好奇心が増したり、乳歯が生え始めたり、食べることよりも遊ぶことに意識が向いたりします。特定の原因一つで説明されるというよりは、さまざまな発達の変化が重なって起こることが多いです。

このようなケースを一緒に見ていきましょう

成長・発達による場合
乳歯が生えてきて歯茎がむずがゆかったり、寝返りやお座りといった新しい動きに夢中になっていたり、周囲の音や動きで気が散りやすくなっている時に起こることがあります。

環境による場合
室温が暑すぎたり、乳首のサイズが合っていなかったり、ミルクの温度や味がいつもと違ったり、授乳の時間帯や場所が急に変わったことも影響することがあります。

一緒に確認してみると良いこと

1日の総授乳量が以前より大幅に減っていないか、体重や機嫌に変化がないか観察してみてください。ここ数日の間に新しい発達(寝返り、歯ぐずりなど)があったか確認し、静かで刺激の少ない環境で飲ませてみた時に反応が変わるかどうかも見てみると良いでしょう。

表にまとめると

時期

よくある理由

アドバイス

3〜5ヶ月

周囲への好奇心増加

静かな環境で授乳する

離乳食開始期

新しい味・食感への関心

ミルク量を急に減らさない

歯ぐずり時期

歯茎の不快感

乳首の素材や温度の調節

記録しておくと安心です

ミルク倦怠期は1〜2日だけ見ると深刻に思えても、数日分の授乳量をまとめて見ると、意外とそれほど減っていないことも多いものです。すくすくぱしゃでは、授乳量と時間を記録できるので、ミルク倦怠期の前後で授乳パターンを比較するのに活用できます。

このような場合は相談してみましょう

ミルクの拒否が数日以上続き、体重が減ったり、発熱・嘔吐・下痢などの症状が一緒に現れたりする場合は、小児科で相談してみてください。

よくある質問

Q1. ミルク倦怠期は数日くらい続きますか?
赤ちゃんによって個人差があります。数日で良くなる場合もあれば、数週間続く場合もあります。

Q2. ミルクを変えたら良くなりますか?
ミルクの味や匂いが原因のこともありますが、必ずしもミルクだけの問題ではないので、他の原因も一緒に探るのが良いでしょう。

Q3. 無理にでも飲ませるべきですか?
無理に飲ませるよりも、お腹が空いている時に自然に促してみる方が良い場合があります。

Q4. ミルク倦怠期と離乳食拒否が一緒に来ることもありますか?
はい、離乳食の開始時期と重なって現れることがあります。

Q5. 体重が減っていなくても病院に行くべきですか?
体重の変化が大きくなければ、もう少し様子を見ても大丈夫なことが多いですが、心配な場合は相談してみるのも一つの方法です。

最後にまとめると

ミルク倦怠期は、発達の過程でよく見られる一時的な現象であることが多いです。授乳量と機嫌を確認しながら、数日間ゆとりを持って見守ってあげてください。